2022年5月1日第2回宝塚温泉まつりが行われます。
今更宝塚温泉まつりと思った方もいらっしゃるかと思いますが、宝塚温泉が賑わっていた頃には「宝塚温泉まつり」が行われていました。
今から50年ほど昔の話です。
今では湯のまち宝塚「宝塚温泉」歴史と今でお伝えしましたように、すっかりその面影はなく宝塚温泉の存在も知らない方もいたりして寂しい限りです。
衰退した宝塚温泉、それなのに又「宝塚温泉まつり」の開催をするのは何故なんでしょうか?
「宝塚温泉まつり」が行われる意味と開催のご案内をさせていただきます。
宝塚温泉まつり開催の意味
宝塚は元々温泉が有名でした。
今、宝塚と言えば「歌劇」ですが、当初「歌劇」は温泉を盛り上げるために小林一三が始めたものです。
当時は50軒ほどの温泉旅館がありました。
震災後は衰退し、今では3軒ほどしかありません。
今も「ホテル若水」の側やもみじ谷には、温泉の源泉があり炭酸が湧いています。
自然の恵、温泉の湧き出る恵を生かさない手はないと「宝塚温泉」の復活の願いを込めて、昨年から改めて第1回「宝塚温泉まつり」の開催を始めました。
又「子どもたちの成長期にふるさと宝塚を好きになれる思い出を作ってあげたい」、「子どもたちにこの街の故郷として誇りを持ってほしいと」という思いも込めているそうです。
宝塚温泉まつり何処で?内容は?
昨年は新型コロナウイルスの影響で2ヶ月遅れの7月に開催になってしまいました。
まだまだコロナ禍と言うこともあって認知度も十分ではない中での開催でした。
昨年のまつりの様子から
今年の場所は武庫川川下に向かって右岸(宝塚南口側)
第1回目の開催場所は武庫川左岸でしたが、今回は新しく整備され、右岸で行われます。
宝塚市湯本町2−20あたりの河川敷です。宝塚南口からが近いです。
子供のために会場では紙芝居、クイズ、恐竜すくい、輪投げ、石ころアートや木工作などなど、楽しそうなコーナーが沢山用意されています。
ステージイベントも用意され、キッズダンスや民謡やバンドなどの演奏、チアダンスチーム「キャサリン・ラビット」も登場し盛り上げてくれそうです。
その他、お弁当販売やキッチンカーの出店もあり楽しみですね。
★北海道から来たジャージ牛乳のアイスなど
★宝塚で人気の漬蔵さん、Sajiさん
★宝塚料理店のおにぎりと椅子沢山
★お餅屋さんから柏餅、おこわ
●宝塚温泉の事をわかりやすく描いてくださった絵本冊子が先着200名にプレゼントされます。
最後は子どもたちの手作りお神輿や太鼓、唄、篠笛などが披露されみんなで宝塚音頭を踊ってフィナーレを迎えます。
「宝塚温泉まつり」のカエルのキャラクターは宝塚市大使で「ツレがうつになりまして」の作者の漫画家でイラストレーターの細川貂々さんのイラストです。
まだニックネームが決まってないので、会場で投票が行われ決まります。
可愛い名前になると良いですね。
時間:11:00~15:00
小雨決行
おわりに
「宝塚温泉まつり」開催の意味とそのご案内を書かせていただきました。
宝塚温泉の賑わいが戻るように、又子供たちにふるさとの思い出をしっかり持って貰いたいとの思いから再び催されるようになりました。
温泉が湧くという自然の恵みを粗末にしないで、「宝塚温泉まつり」が定着し、みんなで再び宝塚温泉を盛り上げて行けるといいなと心から思います。
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