夫は少々血糖値が高めなので、糖尿病に移行するのはどうしても阻止しなければならないと思っています。
食べることにはかなり神経を注いでいるつもりですが、お米大好き、炭水化物大好き、スイーツ大好きな夫の血糖値を管理するのは結構大変なことです。
でも夫も自分の健康には無関心であるわけではないのでアドバイスには耳を傾けてはくれます。
私自身もとてもパンが好きで、パンとコーヒーがあればご機嫌というくらいパンが好きでなんですが、小麦で作られたパンはGI値が高いというので血糖値が高めの夫にはあまりお勧めしない方がと思っていました。
そんな時ライ麦パンが身体に良いという情報を知り、ライ麦パンのことを詳しく調べてみようと思いました。
ライ麦パンの糖質は?
ライ麦パンの糖質は結構高いのです。
糖質が多いとダイエットに向かないように見えますが、実はそうではなくダイエットにも向いています。
小麦のパンは何故身体に良くないと言われるの?グルテン・GI値のせい?ホントのところは?でお伝えしましたが、小麦粉100%で作られたパンはGI値が高いのです。
ですが、ライ麦パンのGI値は低く、血糖値を急激に上げることがないの、糖尿病の方にも安心です。
又、急に血糖値が上がると、膵臓からインスリンがたくさん分泌されますが、このインスリンは血糖値を下げてはくれるのですが、脂肪を作り、脂肪の分解を抑える働きがあるので大変!、太る原因にもなってしまいます。
GI値が高く血糖値を急激に上昇させる食事を続けていれば、低カロリーな食事をしていても太ることもあり得ますし、糖尿病になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
GI値が高い食物はダイエットにも向かないのです。
ライ麦には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれていて腸内環境も整えます。
ライ麦パンのグルテンは?
グルテンは小麦のパンは何故身体に良くないと言われるの?グルテン・GI値のせい?ホントのところは?でお伝えしましたが、小麦粉に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」が水でこねことでグルテンに変わるのです。
ライ麦パンには「グルテニン」がなく、「グリアジン」に似た成分「セカリン」だけが含まれているのです。
なので、小麦のように「グルテン」を形成することができないので、「グルテンフリー」と言われるのです。
スポンサーリンク
只厳密には「グルテンフリー」とは言えないそうです。
「グリアジン」に似た成分「セカリン」があるためだそうです。
何だか難しいですが、全くグルテンフリーではないと言うことだけは覚えていたいです。
微量なので、パンのように膨らみません。
ライ麦が何パーセントか含有されていて後は小麦なのですが、ライ麦パンと言って売られているのはよくありますが、ライ麦100%のライ麦パンは手に入りにくいと言って良いかと思います。
血糖値が高めの夫になるべくGI値が低いパンを食べて貰いたいので、私は結局ネットでライ麦100%のライ麦パンを購入しています。
間に合わないときは私の住んでる近くに「ドンク」があり、そこではライ麦70%のライ麦パンがあって、ここのものを購入しています。
ライ麦パンと全粒粉何処が違う?
ライ麦パンは食物繊維が多いため血糖値が上がりにくいとお伝えしましたね。
食物繊維が多いと言うことであれば、全粒粉のパンやふすまパンも良いと思われます。
全粒粉のパンは小麦粉から作られていますが、小麦を精製することなく小麦そのものを全部粉にしています。
ですから全粒粉のパンには食物繊維が沢山含まれているんです。
ですが、小麦粉から出来ているのには変わらないので、小麦アレルギーがある方は食べることは出来ませんね。
勿論ライ麦パンも全粒粉のライ麦パンもあり、全粒粉のライ麦パンはより効果が高くなります。
全粒粉は食物繊維やビタミンB群、ミネラル類が多く含まれているため健康に良いことは言うまでもありませんが、外皮には残留農薬も残っていて、それも全部粉にされているため、全粒粉のパンを食べるなら、有機栽培又は無農薬栽培のパンを選択したいものです。
おわりに
ライ麦パンのメリットは?糖質、グルテン、GI値はどうなの?全粒粉とはどう違うの?ダイエットには向かないの?を書かせていただきました。
ライ麦パンのメリットはビタミンB群をはじめミネラル・食物繊維などの栄養素を多く含んでいて、その上GI値も低く、血糖値の上昇はゆるやかなので、とても優れたパンです。
糖質は多いですが、GI値が低いためダイエットにも向いています。
ダイエッターの方や血糖値が高目の方にも安心して食べていただけるパンです。
ぜひお試しください。
コメント