清荒神清澄寺については清荒神清澄寺なぜ神と寺の名が付いているのでしょうに書かせて頂きました。
今回は阪急清荒神駅前から清荒神清澄寺までの参道について書かせて頂きます。
清荒神清澄寺参道は山門まで約1.2km、ゆっくり歩いて30分、その両側には店舗と露店が並び参拝者の楽しみの一つになっています。
清荒神清澄寺参道のワクワク感!
参道は「天に昇る龍」のように形どって創られたと言われ、とても縁起が良いとされています。
お土産のほか、神具・仏具・雑貨・植木や食堂・カフェなど新旧のお店が並びとても興味深くワクワクします。
昔ながらのお店が並ぶ中「シチニア食堂」その姉妹店の「KIKILUAK(キキルアック)」や【SHIZUKU COFFEE ROASTER(シズクコーヒーロースター)】【coffee stand wily(コーヒースタンド ウィリー)】服部緑地から移転してきた【ミズタマ舎】可愛い革細工のお店「Before Dark」等とてもおしゃれなお店が次々と増えています。
他の場所から移転してきたというお店もあり、これから清荒神清澄寺参道をより魅力的にという気持ちが伝わってきます。
参道を上っていくと、参道と有馬街道が交差するところに出ます。
その先に大きな鳥居があり手前には清荒神参道の矢印が、そして「黒田官兵衛 この有馬街道を通る」の表示板があります。
『天正7年9月からの激しい攻防戦の末、伊丹の有岡城は落城しました。城内の牢から官兵衛が救出されました。
入牢生活で衰弱し、足腰が立たない状態で栗山善之助に救出された官兵衛は、戸板に乗せられて有馬街道を通り有馬温泉で養生しました。小浜宿からこの鳥居前は有馬街道の一部でした』
と書かれてあります。
この道をホントに黒田官兵衛が戸板に乗って通ったかと思うと感慨深いものがあります。
今はそこを自転車や自動車が通っているんですね・・・
この石燈篭は、大正11年4月に清荒神清澄寺の特信者により建立、奉納されました。
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高さ約8メートルで宝珠が三宝荒神様の紋章の形に作られており、多くの人々に『三宝荒神様の大燈篭』として、知られています。
この燈篭は、左右に立っていて、平成7年の阪神・淡路大震災で一部損壊を受け、その後修復されましたが、その時に左側の燈篭に三宝荒神様の紋章のような影が現れ、このことは、『三宝荒神様の奇蹟』として伝えられています。
この辺りから特にうっそうとした木立になっていて昼でも薄暗くパワーを感じます。
この祓禊橋は明治44年に設置されました。
下には荒神川が流れていて、橋ができる前はここで参拝の為に荒神川まで降り身体を清め、荒神さんにお参りしていたそうです。
そのためここが現世と神聖なる場所との境界とされていたそうです。
現在は、この橋を渡る事で御祓の代わりとなっているそうです。
この橋を渡れば御祓になったとは昔はもっともっと敬虔な雰囲気があったのでしょうね。
ここまで来ると山門は近いですが、ここからまだ縁日には露店が並びます。
清荒神参道にはゆるキャラマスコット「さんぽ龍」が存在します。
清荒神の参道が昇り龍の形になっていると言うところから龍になったと思いますが、散歩龍さん色々なとこに出没して人々と交流してるようです。
まだ出会ったことがありませんが、一度会ってみたいなって思います。
おわりに
毎月のの27日28日は清荒神では月並三宝例祭が行われるため縁日も開かれ、沢山のお参りの人で賑わいます。
毎月21日は清澄寺で弘法大師御影供が行われていますが、縁日は開かれていないようです。
弘法さんと言えば21日なのにな・・・って思いもありますが、やはりかまどの神様の荒神さんお目当てのお参りの方が多いと言うことなのでしょうね。
これから益々清荒神清澄寺参道が魅力的でワクワク感が溢れる参道であり続けてほしいと思っています。
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