宝塚歌劇の魅力

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宝塚歌劇の歴史については前のブログで書かせていただきました。

宝塚歌劇をまだ観たことのない方でも一度その魅力を知ったらハマってしまう方が続出とか・・・

それほど宝塚歌劇は人を魅了する何かを持っているようです。

今回はその魅力を書かせていただきたいと思います。

宝塚歌劇の魅力って何?

宝塚歌劇が創設されてから108年になります。

今までずっと続いてきたのはそこに大きな魅力があるからに他なりません。

その一

ご存じのように当初からずっと宝塚歌劇は全員女性で構成され、男役女役があって、皆さん未婚と決まっています。

歌舞伎は男性が女方を演じ、芸の上で創り上げられた理想の女性であるように宝塚歌劇の男役のかっこやさは本物の男性よりもかっこいいというくらいに、宝塚の男役はかっこいいのです。

女性が一度は夢に描く白馬に乗った王子様のようなおとぎ話、そんなお話そのもののようなビジュアルに魅せられてしまうのです。

男役ならではのちょっとした表情やしぐさ、着こなしなど研究し尽くされていて胸キュンになってしまうのです。

そしてその男役を引き立てるような清楚で愛らしい娘役も見逃せません。

男役が王子様なら娘役はお姫様と言って良いかと思います。

娘役の衣装は絢爛豪華でかなり重いようですが、舞台の上で清楚に魅せながら軽やかに踊る体力は相当にハードです。

男役も女役も徹し方は並外れた努力の上に成り立っていると言って良いでしょう。

娘役のタカラジェンヌは普段からも娘役に徹していて、舞台を下りても女性らしい衣装を身につけていてそのファッションがファンの人たちの参考になったりしています。

その二

宝塚歌劇の魅力は歌とダンスのショーを外すわけにはいきません。

宝塚歌劇の舞台装置は非常に大がかりで大階段はあまりにも有名です。

16段だった階段は、現在26段になっていてその幅は23cmしかなく、靴のサイズが23cmでもはみ出てしまいその状態でダンスしたり駆け下りたりしなければならないのです。

危険でさえありますよね。

宝塚大劇場と東京宝塚劇場では銀橋と呼ばれるオーケストラボックスと客席の間にあるエプロンステージは本舞台から独立し、そこでソロを歌えるのは限られたスターだけであったりフィナーレでの出演者の全員の勢揃いであったり観客との距離を近づけ、より舞台を盛り上げファンにとってはたまらない見せ場になっています。

銀橋での演出を行うことでその間後ろの本舞台のセットを替えることで自然にシーンをチェンジできます。


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銀橋は宝塚歌劇の大きな魅力になっています。

その他、大小6つのせり、直径約14.6mの廻り舞台、花道、銀橋などの装置を駆使した大がかりなセットが特徴でスピード感に溢れ、非常に奥深く面白いのも大きな魅力です。

その三

宝塚歌劇には専属のオーケストラがあります。

それは1921年に「宝塚少女歌劇団管弦部」として発足しました。

現在は、宝塚クリエイティブアーツに所属し、宝塚大劇場での公演の生演奏を担当しています。

公演ごとに、クラシック、ジャズ、シャンソン、ラテン、ロック、フォーク、ポピュラー、民謡等、あらゆるジャンルを演奏しています。

本舞台前面と銀橋の間にオーケストラピットがあり そこで演奏されるのです。

オーケストラピットからチューニングの音が聞こえ始めると開演間近が分かりドキドキします。

生演奏は迫力が違います。客席と舞台の一体感が生まれます。

その四

宝塚歌劇では、一回の観劇でお芝居とショーが楽しめます。

そのどちらもが一流で情熱的でスピード感溢れるショー、トップコンビによる「デュエットダンス」、みんな揃っての「ラインダンス」、大階段を全スターが順番に降りてくる「パレード」など、宝塚歌劇ならでは見せ場が堪能できます。

お芝居は宝塚歌劇オリジナルの作品から宝塚歌劇の世界にぴったりの少女漫画から、少年漫画、小説、映画、テレビドラマやゲームソフトに至るまで、素晴らしものは何でもチャレンジし宝塚固有の表現で観るものを魅了してくれるのです。

おわりに

いかがでしょうか?

少しは宝塚歌劇の魅力を分っていただけましたでしょうか?

宝塚歌劇って色々聞いたりテレビなどで観たりしてこういう感じなんだなって思っていても、実際直にその舞台を観れば自分の認識が表面的だったことを実感します。

やはりこの目で実際に観劇しなくてはその素晴らしさは中々分らないもんだなと思ったものです。

なぜそれほど魅力があるのか、それは個々のタカラジェンヌが常に表現者としての自負と向上心を持ちそして宝塚歌劇に関わる全ての方が、宝塚歌劇を心から愛しているからに違いないと思います。

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